1. 処理対象となるデータ
当サービスは公式パスポート写真、ビザ写真、署名画像、印刷シートの作成を支援します。ツールの使用中、以下のデータが端末のメモリ上に一時的に保持されます:
- アップロードされた写真: お使いの端末から選択されたデジタル画像ファイル(JPEG、PNG、WebP)。
- 署名データ: トリミングや背景清書のために読み込まれたスキャンまたは撮影済みの署名。
- 生成されたデータ: リサイズ後のビットマップ、切り抜き写真、注記付きコピー、および印刷用PDFファイル。
これらのデータは、ブラウザの一時作業メモリ(RAM、HTML5 Canvas、Web Workerバッファ)内にのみ存在します。外部のサーバーへ送信されることはありません。
2. 画像処理の動作原理
当サービスの画像処理は、完全なクライアントサイド実行モデルに基づいています:
- ファイルの読み込み: 写真を選択すると、ブラウザが端末内で直接バイト列を読み込み、フォーマット検証の上メモリ内のCanvasにピクセルを展開します。
- 空間的変形処理: トリミング、ズーム、アスペクト比調整、90度回転の計算はすべてブラウザ内でローカルに実行されます。
- 拡張機能の実行: 背景調整、氏名・撮影日の注記帯合成、目標サイズへのファイル圧縮も端末のCPU/GPUで計算されます。
- ローカル出力とダウンロード: 「ダウンロード」を押すと、ブラウザがメモリ上のバイトデータから一時的なオブジェクトURLを生成し、直接端末のダウンロードフォルダに保存します。
3. 背景除去とAIモデルファイルのダウンロード
「背景を白にする」または「背景除去」ツールを利用する際、当プラットフォームはオープンソースのクライアント側ライブラリ @imgly/background-removal (v1.7.0) を使用します。
ここで重要なのは「モデル資産のダウンロード」と「写真のアップロード」の技術的相違です:
モデル資産のダウンロード: 背景を切り抜くため、ブラウザは当サイト(/imgly/)から事前学習済みのAIモデル重みとWebAssemblyバイナリをダウンロードします。これはフォントやスクリプトを読み込むのと同様の標準的なファイルダウンロードです。
ブラウザ内でのモデル推論: ダウンロード後、ニューラルネットワークはWebAssemblyおよびWeb Workersを通じてブラウザ内部でのみ実行されます。写真が外部サーバーに送られることは決してありません。
背景色の合成処理: 背景色(白、透明、黒等)の変更は、メモリ上で透過された前面人物画像と背景色を直接合成するだけであり、AIモデルの再実行や通信は発生しません。
4. ファイル圧縮・形式変換・注記
その他の補助ツールもすべて端末内で動作します:
- 写真圧縮: 二分探索アルゴリズムにより、画像をサーバーに送ることなくメモリ上で品質エンコードをテストし、目標のファイルサイズ(20KB、50KB等)に調整します。
- 署名リサイズ: 紙の影の除去や署名領域の自動検出は、Canvasのピクセル配列に対して直接計算されます。
- 氏名・撮影日注記: 元画像を変更することなく、複製されたCanvas上にテキスト帯を描画して新しい画像を作成します。
- 写真形式変換: ミリメートルやインチ、ピクセル寸法の変更やDPI計算はHTML5 Canvasでネイティブに実行されます。
5. 印刷シートとPDFの生成
A4やL判等の用紙に対する複数写真の割付レイアウトは、正確なミリ寸法を維持するようブラウザ内で数学的に計算されます。PDFファイルはJavaScriptライブラリ pdf-lib を用いてブラウザ内で組み立てられ、サーバーを経由せずに端末へ保存されます。
6. 取得する情報:アプリケーション層 vs インフラ層
正確な技術的透明性を期すため、アプリケーション層の動作とホスティング・インフラ層の動作を明確に区別して説明します:
アプリケーション層
個人データの取得なし
- 写真および署名の送信・保存ゼロ
- 顔の生体特徴ベクトルの収集ゼロ
- ユーザーアカウントや認証情報の管理なし
- Cookieを用いない最小限の集計イベント(ツールの利用回数、エラーコード等。画像や個人識別子は含みません)
インフラ・ホスティング層
標準的なHTTP通信ログ
- アクセス元のIPアドレス
- アクセスの日時およびリクエストされたURL
- ブラウザのユーザーエージェントおよびリファラー
- HTTPステータスコードおよび転送バイト数
標準的なHTTPアクセスログは、コンテンツ配信やDoS攻撃防止のためWebサーバーやCDNによって自動的に記録されます。アプリケーション側がインフラログの保持期間を独自に変更することはありません。
7. 外部サービスと依存関係
外部依存は最小限に限定されています:
| 事業者 / プロバイダ | 役割・目的 | 関連するデータ | 通信先 |
|---|---|---|---|
| Google Fonts | フォントファイル(Bowlby One, Inter, Oswald)の配信。 | ブラウザの標準的なHTTP GETヘッダー。写真や入力内容は含まれません。 | fonts.googleapis.com / fonts.gstatic.com |
| ホスティング / CDN | 静的ファイル(HTML, CSS, JS)およびAIモデルファイル(/imgly/)の配信。 | 標準的なHTTP接続メタデータ(IPアドレス、User-Agent)。 | 配信プラットフォームのエッジCDN |
| Google Analytics (gtag.js) | サービスの改善・安定運用のための全体的なアクセス動向の集計。 | 標準的な匿名化されたPVおよびセッション統計。写真・書類・署名等は送信されません。 | googletagmanager.com / google-analytics.com |
| プロダクト解析(任意) | エラー発生の検知およびツールの需要傾向の集計。 | 個人を特定しない厳格なイベントデータのみ。写真やCookieは一切含みません。 | 指定された外部HTTPSエンドポイント |
広告SDK、画面録画型トラッカー、SNS共有ウィジェットなどの侵略的スクリプトは読み込んでいません。
8. Cookieとブラウザのストレージ利用
- Cookie: Cookieは使用していません(追跡用Cookie、セッションCookie、広告用Cookieゼロ)。
- ローカルストレージ (localStorage): 画面のダークモード・ライトモードのテーマ設定を記憶する目的でのみ使用されます。画像データや個人情報は保存されません。
- Session Storage / IndexedDB: 当アプリケーションでは使用していません。
9. データの保持期間
アプリケーションデータ: 写真、署名、作成された画像はサーバーに保存されません。ブラウザのメモリや一時URLは、タブを閉じるか再読み込みすると自動的に消去されます。
統計テレメトリ情報: 外部エンドポイントに送信される匿名の利用統計は、受信用インフラの自動更新ポリシー(例:30日間)に従って管理され、個人識別情報は含みません。
インフラログ: WebサーバーおよびCDNのアクセスログは、ホスティング事業者の標準的なセキュリティ規約に従って管理されます。
10. 利用者の権利とコントロール
アカウントを作成せず、データベースに写真を保管しないため、サーバー上に閲覧・修正・削除を求めるユーザー記録自体が存在しません。
ユーザーは端末上で完全にデータをコントロールできます:
- ブラウザのタブを閉じるかリロードすることで、いつでも作業中の全メモリを破棄できます。
- ブラウザのローカルストレージを削除することで、保存されたテーマ設定を初期化できます。
- ダウンロードした画像やPDFの保存場所は端末側で自由に管理できます。
- Do Not Track (DNT):ブラウザの「トラッキング拒否」設定(navigator.doNotTrack === "1")が有効な場合、集計統計の送信は自動的に無効化されます。
11. プライバシーに関するお問い合わせ
プライバシーへの取り組みや技術仕様に関するご質問・フィードバックは以下までご連絡ください:
技術仕様・プライバシーに関するお問い合わせ: support@passportphotomakeronline.com
公式規格・プリセット更新に関するご連絡: presets@passportphotomakeronline.com
12. 法的免責事項
本ポリシーは監査時点における Privacy Photo Studio の技術的実装を正確に記載したものです。将来の更新に伴い仕様が変更された場合は再監査の上更新されます。
Privacy Photo Studio は独立した画像処理ツールであり、いかなる政府機関、大使館、領事館、旅券事務所とも提携・公認関係にはありません。